コロナ前後でどう変わった?顧客の美容室の選び方

コロナ前後でどう変わった?顧客の美容室の選び方

コロナがまだ猛威をふるう昨今、ヘアサロンの選び方はどのように変化したのだろうか。
人の流れの話で言えば、テレワークの企業が増え、都市部まで出てくる人が減っていることが伺える。
また、今年インターネットを利用している男女に向けて行われたアンケートでは下記のようなデータが得られた。

美容室の選び方の変化(グラフ)



コロナ前とコロナ後で「通いやすさ」を選ぶ人が25%増えた一方、「技術力」は20%減少した。
都会地の有名サロンから最寄りの美容室に変えた人が多いのがうかがえる。
調査を行ったビューティーキャリアは、「働くスタッフについては、コロナで転職活動になんらかの影響を与えたという結果になりました。働き方について話し合ったり、研修を行うなどして、フォローするとよいでしょう。
コロナ禍に負けずに、お客様とスタッフ、どちらも過ごしやすい店舗運営を目指しましょう。」とまとめている。

引用元:理美容ニュース

このように高い技術力をもとめるよりも通いやすい地域密着型のヘアサロンに変える人が増えてきている。
また、自社で美容室運営をおこなっている株式会社コルモイデアは、ネットでの集客でなく、アナログなチラシを使ったアプローチを行い、地域顧客の獲得に成功している。

新型コロナウイルス(COVID-19)が流行りはじめた当初は、長い滞在時間を感染リスクが高まると考え、施術メニューの減少や来店頻度の長期化が予測されましたが、by emt ® groupでの技術売上、商品売上は共に伸びており、髪に対しての美意識は変わらず高い関心があることがうかがえます。テレワークやオンラインでの打合せや会議など、仕事の仕方が変容し、マスク着用が常態化している現在でも、美容室は生活に必要だと考えている消費者が多く、日常的に利用されています。

また、テレワークが増えたことにより、中心部に行く機会が減っていること、公共交通機関の利用を控えていることなどで顧客の行動範囲が狭まっています。都心の美容室への足が遠のき、自宅周辺の美容室に切り替える顧客が増え『地域消費化』してきているため、新規でご来店される顧客のほとんどがサロンに通いやすい方ばかりとなります。こうしてリピート率が高まり、集客が安定してくるという好循環が生まれると考えます。

出典元:PRTIMES

改めて近隣の顧客に目を向け、顧客獲得や地域密着型のサービスやPRを行うのも効果的ではないだろうか。

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