株式会社リクルートより、「コロナ禍の美容トレンド調査」による美容室メニューランキングが発表されました。
1位は髪質改善、2位はヘッドスパ、3位には縮毛矯正が人気となりました。
美容室メニューのランキングのほかに、コロナ終息後も続けていきたいメニューなどのアンケート結果もご紹介します。是非今後のサロン運営にお役立てください。
美容室メニューランキング(TOP10)
この1年で興味を持ったり実際に利用したことがあるメニューは、1位に「髪質改善」4位から10位はヘアカラーに関するワードがランクインしました。
コロナ禍になり、根本的なところを見直したいと考えるお客様が多い印象です。
また、下記は「コロナ禍以前より関心を持つようになった美容に関するランキング」ですが
こちらにおいてもスキンケアやヘアケア、ハンドケアなど、着飾るメイクやファッションより基礎的な美容に関する知識が高まっているようです。
また、テレワークなどが推奨されインナーカラーやハイライトなど、ハイトーンを取り入れる女性が増えてきています。その影響から第10位にはヘアカラーの知識が豊富なカラー専門店なども注目されているようです。
美容アイテムランキング(TOP10)
コロナ禍で興味を持つようになった、または購入したアイテムのランキングには
1位にサプリメント、2位に色付きリップ、3位に脱毛器がランクインしました。
コロナ禍に入ってから自宅にこもりがちになった方が多くなったこともあり、健康への関心の高まりがみられています。
また、4位には「クッションファンデーション」5位には「まつ毛トリートメント」がランクイン。
この2つのアイテムはコロナ禍で売り上げが増えた商品のようです。
■研究員からの解説
引用:PR TIMES
美容室メニューランキングで「髪質改善」が1位になった背景には、カラーによって傷んだ髪をしっかりケアしたいというニーズの高まりがあります。カラー人気は若年層だけではなく、30代、40代のオトナ女性にも。コロナ禍で在宅ワークが増えたことで「インナーカラー」などのハイトーンカラーにチャレンジするオトナ女性が増えています。白髪染めにも「白髪ぼかし」でハイトーンカラーを使うなど多様化しています。
美容アイテムランキングでは、4位、5位の「クッションファンデーション」「まつ毛トリートメント」は美容サロンの店販でもコロナ禍で売り上げが増えた商品。サロンの役割はサロンでの施術から、自宅ケアにも広がっています。
エステ、アイビューティー利用者の約3割が「コロナ収束後には今よりも頻度を増やしたい」
美容室はネイルサロンやエステサロン等と比べると利用頻度の落ち込みが少ないため、「特に変わらない」が最も多い結果になりました。
一方でエステやアイビューティーは健康意識が高まってきている点や、マスクで隠れない部分を華やかにみせるという点で需要が高まり続けているようです。
コロナ前に比べて美容サロンで「スタッフとの会話をなるべく控えられる」を重要視する人が約2割
また、美容サロンで受ける接客サービスに関してもコロナ前とコロナ後で重視する点が変わってきているようです。
美容室のメニューやクーポンの中で「スタッフとの会話を控えたいかどうか」を選べる「黙カット」が注目されています。もともとコロナ前からも、美容室で「そっとしてほしい」は、「コミュニケーションを取りたい」を上回っていましたが、感染症対策としてもニーズが出ています。
引用:PR TIMES
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
感染症対策による「黙カット」は、美容室で「そっとしてほしい」というお客様のニーズにも一致しているようです。そういったお客様に合わせて、1つのメニューとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
ここ数年はコロナ禍によって大きく時代が変化しましたが、どの時代でもお客様に求められるメニューや接客は変化していきます。
その変化に臨機応変に対応し続けていくことで、お客様に「また来たい」と思ってもらえるサロンが出来上がるのだと思います。
時代に合った、お客様にとって心地よい接客・空間作りを心掛けていくことがより重要になりそうです。
リビキキネットではサロンに必需品の大型器具から小物・消耗品まで
様々な新品商品・中古商品を取り揃えております。
また、サロンの商品の高価買取も行っておりますので
一度気になる方はなんでもご相談ください。
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